■一部で東京海上日動火災の「準備金」枯渇と伝えられる
東京海上ホールディングス <8766> は14日の大引け後、第3四半期決算(4~12月)を発表、経常利益は前年同期比32.0%増の2189.5億円、純利益は同26.3%増の1389.7億円となった。これに関連して、日本経済新聞系の速報ニュースでは、傘下の東京海上日動火災保険で、自動車保険の異常危険準備金(大口の保険金支払い案件に備えた準備金)が10~12月期で枯渇したことを明らかにした、と伝えた。
3月通期の業績予想は据え置き、経常収益が3兆2800億円(前期比8.1%減)、経常利益は1800億円(同11.5%減)、純利益は1150億円(同10.4%減)、1株利益は147円61銭。
伝えられた自動車保険の異常危険準備金の減少については、高速道路無料化やエコカー補助金などの政策効果で交通量が増加。事故による保険金の支払いが大きく増加したことが背景という。また、ドライバーの高齢化と、これにともなう事故被害者の治療長期化も影響しているとの見方があった。
■需給では買い戻しの株高エネルギー内包
14日の株価は続伸となり、後場2657円(49円高)まで上げ、1月13日につけた戻り高値2645円を更新。終値も2655円(47円高)。需給面では、信用売り残に逆日歩が発生する状況で売り残が買い残を上回っているため、株価が強い動きの場合、売り建てを清算するための買いが増加して株高要因になる可能性を内包している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
2024 05,02 08:41 |
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2011 02,19 14:36 |
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